先日、とっても心が温かくなる事がありました。

 

普段は電車に乗る事が無い私ですが、用があり浦和まで出かけていました。

その帰り、南浦和で武蔵野線を待っていました。

 

手には紙袋がひとつ。中には数種類の物が入っていてちょっとかさばる感じ。

 

左手から右手に持ち替えた瞬間、バサバサと中身をぶちまけてしまいました。

紙袋が重さに耐えきれず（そんなに重くはなかったんですけどね）取っ手から底に向かって敗れてしまいました。

 

当然予備の袋は無く、しゃがみ込んで荷物をまとめながらどうしようかと考えていると、

「良かったら使って下さい」

4〜5才の女の子を連れた若いママさんがエコバッグを差し出してくれたんです。

 

お言葉に甘えて、バックをいただきました。

おかげで荷物を無事に持ち帰留守番事が出来ました。

 

困ってる私にすかさず声をかけて下さり助けてくれて本当にありがたかったです。

 

帰ってから娘にこの話をしたら、私だったら声をかける勇気が無いかもと言っていました。

 

優しさだけでなく、見ず知らずの他人にためらわずに手を差し出す勇気も必要なんだと思いました。

 

連れていた女の子もとても可愛い子で、最後には手を振ってくれました。こんなに素敵なお母さんなら優しい女の子に成長するんだろうなと感じました。

 

連絡先でも聞いてお礼すれば良かったとか、その場で何かしらのお礼をお渡しすれば良かったとか、自分の気の利かなさに愕然としています！

私も困った人を見たら躊躇せず、手を差し伸べられる人間になりたいと思いました。

 

紙袋が破けてしまったのは残念なトラブルでしたが、そのお陰で心温まる出来事を経験出来ました。

 

本当にありがとうございました。

この感謝の気持ちがいつか伝わりますように。